攻略本|ポケットモンスター最強トレーナーズ手帳

攻略本

初代のポケモン、赤緑青の攻略本です。

その名も、ウルトラースーパーデラックス ポケットモンスター最強トレーナーズ手帳。

タイトルが長い。この本は高橋書店からの出版なんですけれども、同じく高橋書店出版のカービィ64の攻略本も「パーフェクトプログラム」と副題が付いていて長いですし、高橋書店の攻略本の特徴なのでしょうか?

この攻略本はとにかく読み応えがあります。攻略本というより読み物?もちろん、攻略本としての攻略の分かりやすさは文句なしです。

とにかく文章量が豊富!攻略部分はストーリー仕立て。自分の攻略日を書き込める欄つき。

攻略以外にも編集部独自の最強パーティ解説やポケモンランキングなどが載っています。ただの攻略本というよりは、赤緑青を振り返る読み物としておすすめ。

データ集の部分には種族値がのっています。1996年4月の任天堂初代ポケモン公式攻略本にて、種族値が公開されたらしいので、1997年8月に発売となったこの本ではそれを受けて調べたデータという感じだとは思いますが。

特に好きなのが、ポケモン探偵団のページ。レッドが少女誘拐をしただとか虚実ないまぜで書かれていて、その点については下部に注意書きもあるのですが、子供のときに読んだときは全部真実だと思い込んでました。懐かしい。

参考になるというか、これもまた読み応えのあるアマゾンのレビューを以下に紹介します。

わたしも最初に出版会社や開発会社から分析に入ってしまうのですが、ゲーム好きの特徴なんですかね

 

「手帳は高橋」で知られる高橋書店によるポケモン攻略手帳。

サイズこそ普通のA5版だが、ポケット付きのビニールカバーが珍しい(保存状態によっては劣化しやすいが)。

まずタイトルからして派手だが中のページの色使いも派手。

表紙もそうだが中身もそうで、文字がやや見にくいと思えるくらい背景の色が濃い。

「色」と言えばちょっと珍しい試みとして、スーバーゲームボーイによるデフォルト配色だけではなく、

場面によってはオリジナル配色に切り替えた画面写真を掲載している。

例えばマチスはいかにも迷彩服らしい緑色であり、エリカの袴は可愛らしいピンク色といった具合。

ストーリー攻略はかなり丁寧。不慣れな子供でも迷わずに進めると思われる

(でも、セキチクに行く前にヤマブキ攻略ってちょっと厳しめのルートのような気はする)。

攻略はちょっとした物語形式になっており、ちょっぴり熱いものがある。

マップには階段の繋がりやアイテムも明記。シルフカンパニーの最短ルートまで説明している親切設計だ

(しかし、ヤマブキジムだけはどの本もルートを載せてくれないんだなぁ)。

データページはやや散漫な印象。ポケモンの出現率(A~Eの5段階評価)がマップから切り離されているのは微妙。

他にも技自体のデータと、ポケモンが覚える技データの間にQ&Aコーナーを挟んだりしているのでやや見づらい。

ポケモンの覚える技も番号表記(任天堂公式のような内部データ順ではなく、タイプ順に割り振った本作独自の番号)。

パラメータの5段階評価や、いわゆる種族値に基づく正確な素早さランキングも掲載されている

(なお本文では「基礎ポイント」を種族値の意味で使っている点に要注意)。

データは大雑把だが、全体的に文章が詰まっている感じで読んでいて楽しめる本。

初心者向けの記述が多いと思いきやなかなか突っ込んだ部分があったりして飽きない。

実用性はやや弱いが、初代ポケモン攻略本界のダークホース的存在だと思っている。

ちなみに巻末には通信対戦や交換の記録欄がある。

中古で買う場合、前の人の書き込みが残っていたらむしろ「当たり」だろう。

業者さん各位は、そのような攻略本を廃棄せずに積極的に市場に流していただきたい。

今になって初代ポケモンの攻略本を買う人にとっては、むしろノスタルジーとして歓迎するはずだ。

アマゾンレビューから引用

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